講演会記録 2002 年度




立教大学比較文明学公開講演会
新しい総合的な「知」の可能性

[日時]2002年12月2日(月)17:30~20:00

[会場]立教大学池袋キャンパス 太刀川記念館3階 多目的ホール

[主催]立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻

[プログラム]
17:30  研究発表1
「フリーター化する社会、使い捨てられる「若さ」 ~われらが不安を大学は回収できるのか?」
片上平二郎氏(立教大学大学院比較文明学専攻博士課程後期課程1年)

18:00 研究発表2
「移民とコミュニティの音楽文化の可能性」本山謙二 氏(著述業)
立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻修士課程修了、2002年より日本学術振興会 特別研究員。共著は『知の教科書 カルチュラル・スタディーズ』(講談社、2001 年)、『思想読本5 20世紀日本の思想』(作品社、2002年)など、論文は「はじ まりの”うた”の経路」(『ユリイカ』8月号、2002年)、『沖縄・奄美の近代と <新しい音>』(『Inter Communication』NTT出版、No.42、2002年)など。

18:30 特別講演
「比較文明学の将来 博物学と比較文明」山口昌男 氏(札幌大学学長)
<講演者プロフィール>
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授を経て、現在、札幌大学学長。著書は、『道化の民俗学』(筑摩書房、1993年)、『「挫折」の昭和史』(岩波書店、1995年)『知の自由人たち』(日本放送協会、1998年)、『文化の両義性』(岩波現代文庫、2000年)など多数。