日本政治思想史、政治文化論

  • 文芸・思想専修
  • 比較文明学専攻

主な研究テーマ/主な関心

専門は日本政治思想史、政治文化論、メディア論、文芸批評。これまで学術研究の対象としてまともに取り上げられることの少なかった近代の恋愛論、性愛学、「変態」概念の変遷など、周縁的なもの、マイナーなものに強い関心を持って研究を行っている。

近年の講義・演習テーマ例

・多様な文献を読んで考える(入門演習)
・美術と日本の近現代(演習)
・流行・迷信から読み解く日本近代(演習)

経歴・業績

1963年、神奈川県生まれ。1991年、慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。放送大学講師、琉球大学法文学部教授などを経て現職。著書に『消費される恋愛論 大正知識人と性』(青弓社)、『〈変態〉の時代』(講談社)、共著に『「天皇」から「民主主義」まで――政治概念の歴史的展開 第9巻』(晃洋書房)など。

メッセージ

大学で教えるにあたって、一生錆びない知力を身につけてほしいと願っています。それは人生を切り拓く最良の武器となるはずです。文芸や思想は、美術や音楽などあらゆる表現ともつながっています。マンガやファッションなど、一見学問の対象にならないと思われる素材も、料理の仕方次第で十分にアカデミックな研究となります。マニアックな趣味を持つ君、知的好奇心旺盛なあなた、一緒にスリリングな知的体験をしましょう。

哲学(西洋思想)、現代思想論:ハイデガー及び解釈学の文明批判論

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  • 比較文明学専攻

主な研究テーマ/主な関心

解釈学的存在論。近代日本の生の事実を解釈学的に解明し、ハイデガー、ガダマー等の解釈学理論の有効性を検証するともに、京都学派の思索の再評価を行っている。

近年の講義・演習テーマ例

・古典的書物に親しむ(入門演習)
・哲学する力をつける(演習)
・物事の本質を考える練習(演習)

経歴・業績

東京大学人文科学研究科哲学専攻博士課程単位取得満期退学。立教大学一般教育部人文・社会科助教授を経て現職。著書に『大学を変える』(大学教育出版、共著)、『講座 近・現代ドイツ哲学Ⅲ』(理想社、共著)、『哲学の歴史10 危機の時代の哲学』(中央公論社、共著)、『現象学と解釈学』(世界書院、共著)、『現象学と倫理学』(慶応通信、共著)など、訳書に『ガダマーの世界』(G.ウォーンキー著、紀伊國屋書店)など。

メッセージ

文芸・思想専修では「読んで」「考えて」「生きて」「表現する」をモットーに、現代文明を生き抜くためのしっかりとした知力を育てます。その中で「西洋思想」の私が担当するのは主に「読む」「考える」力の育成です。一見難しい哲学の概念は、生活を客観的かつ反省的に見つめるために不可欠な道具で、慣れれば使いこなせるようになります。その道具を使ってこそ生活経験の次元から本質の次元へと自分の思考を深めることができます。具体的な生活世界とそこでの感覚から出発して、自分の力でそれを踏み分け、自分の思想を創りましょう。私の授業はそのための手がかりと訓練の場を提供します。

文芸批評、音楽批評

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  • 比較文明学専攻

現在の研究テーマ

主として日本とフランス語圏の現代文学を研究対象とする。最近のテーマは、マダガスカルにおける文学の生成と現在、そして1950年代論。

経歴・業績

早稲田大学第一文学部日本文学専修卒業。明治大学大学院文学研究科フランス文学専攻修了。明治大学、早稲田大学、立教大学、明治学院大学、白百合女子大学、東京工業大学、東京農工大学などの非常勤講師を経て、立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻特任教授。
主な著書に『テロルの伝説 桐山襲烈伝』(河出書房新社、2016年)、『サッカーと人種差別』(文春新書、2014年)、『戦争へ、文学へ「その後」の戦争小説論』(集英社、2011年)『世界史のなかのフクシマ ナガサキからフクシマへ』(河出ブックス、2011年)、『じゃがたら増補版』(河出書房新社、2009年)ほか。

中国近世(宋・明・清)哲学思想、歴史論

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  • 比較文明学専攻

主な研究テーマ/主な関心

朱子学や陽明学、明末清初の経世致用の学など、近世儒教思想を中心とする中国哲学が研究対象。政治・倫理・歴史といったテーマにかかわる中国哲学のテクスト群から、自己と他者の関係をめぐるクリティカルな考察を掘り起こし分析する。最近は文献学的資料整理も志している。今までだれも整理したことのない、必然的にマイナーな資料について、それが生み出されたときにもっていたはずの意味を再確認したい。

近年の講義・演習テーマ例

・中国古典詩から詩と思想を考える(演習)
・中国思想を通史で学ぶ(哲学概論)

経歴・業績

東京大学人文科学研究科中国哲学専攻博士課程単位取得満期退学。山口大学人文学部助教授を経て現職。著書に『「封建」・「郡県」再考-東アジア社会体制論の深層-』(思文閣出版、共著)、『比較史のアジア 所有・契約・市場・公正』(東京大学出版会、共著)、『哲学の木』(講談社、共著)など。

メッセージ

私は中国思想の研究者で詩も小説も書きませんが、文芸・思想専修の一員になって以来、文芸と思想とのつながりを考えるようになりました。この専修で勉強する人には、単に表現したいことを表現するのでなく、表現する内容を吟味し洞察する力を身につけてほしい。異文化の思想との対話をとおして自己を相対化することもまた、その一助になるはずです。

ラテンアメリカ思想文化、ポストコロニアル批評、文化論

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主な研究テーマ/主な関心

さまざまな表象媒体をつうじて構成・解体・再構成される文化的・社会的イマジナリーの分析や、身体と言語表現を切り結ぶ多様な文化生産に興味があります。また、亡命、ツーリズム、難民、移民など、多様な越境経験のもとで生みだされる文学、映像、音楽、民族誌といったさまざまなテクストを読み解いていくことにも関心があります。

近年の講義・演習テーマ例

・近現代の様々な短編作品に触れる(入門演習)
・『ロビンソン・クルーソー』をポストコロニアル批評から読む(演習)
・文学テクストとは何か 文学批評理論を学ぶ(演習)
・『ペドロ・パラモ』(ラテンアメリカ現代文学の古典)を読む(演習)
・文化翻訳論 ラテンアメリカ世界とヨーロッパ世界の接触領域(文学講義)

経歴・業績

東京都生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。明治大学政治経済学部助教授を経て現職。著書に『接触と領有』(未來社)、『歴史を問う──歴史が書きかえられる時』第5巻(岩波書店、共著)、『ラテンアメリカの女性群像』(行路社、共著)、『アメリカの光と闇』(御茶ノ水書房、共著)、『芸術は何を超えていくのか』(東信堂、共著)、『津波の後の第一講』(岩波書店、共著)など。

メッセージ

ふと気がつくと、本屋やDVDショップでいつも同じ棚の前に立っていたりしませんか? 新しい文学作品や映画にチャレンジしてみたくても、どれを選んでいいかわからない。日々、情報の怒濤に翻弄されるうちに、いったい自分は何を読みたいのか、どんな作品に触れたいのか、それ自体わからなくなっていたりしませんか? 情報や出版物の荒波を軽やかにサーフするための自分だけのオリジナルな指針を手に入れたい。文学賞や店先のポップに頼るのでない、独自の選択眼と分析力を身につけたい。もしそう願うなら、文芸・思想専修は、そんなあなたのための学びの場です。

文芸評論、表象文化論、中国文学

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主な研究テーマ/主な関心

近世からポストモダンに至る東アジアの社会的文脈を踏まえながら、日本文学の歴史を再考することが目下の研究テーマ。狭義の文芸批評にとどまらず、日中のサブカルチャーや演劇など幅広いジャンルで批評活動を展開中。

近年の講義・演習テーマ例

・批評と日本 批評家たちの日本論(入門演習)
・ポストモダン日本の批評を読む(演習)
・映像と批評 90年代以降の社会・映像・批評(演習)
・マンガ/アニメ表現論 大衆文化(サブカルチャー)への理論的視座

経歴・業績

1981年京都市生まれ。文芸評論家、中国文学者。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学、京都造形芸術大学で非常勤講師を経て現職。著書に『神話が考える――ネットワーク社会の文化論』(青土社)、『復興文化論――日本的創造の系譜』(青土社)。2014年、『復興文化論』で第36回サントリー学芸賞(思想・歴史部門)を受賞。

メッセージ

文化・芸術・思想との出会いは、ときに計算を超えた「事件」になり得ます。狭小なアイデンティティは一度投げ捨てて、事件の匂いを嗅ぎつけること。そのために大学を利用すること。「理論とは道具箱のようなものだ」という哲学者ドゥルーズの言葉をもじって言えば「大学とは道具箱のようなもの」です。大学に潜む道具類を使いつぶし、たとえ貧しくとも新鮮な風景に身をさらすべく、ともに学んでいきましょう。

インド哲学、仏教思想、日本哲学

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主な研究テーマ/主な関心

西田幾多郎の哲学。鈴木大拙の禅。人間・自然・神が関わりあう「場所」。

近年の講義・演習テーマ例

・自然学の方法―大拙・西田・九鬼・和辻・今西・唐木―(演習)
・社会的人間存在論―和辻哲郎『人間の学としての倫理学』を読む(演習)
・ローカリズム原論―映画に見るローカリズム(演習)
・場の人間学―西田幾多郎『善の研究』を読む(演習)

経歴・業績

1972年千葉生まれ。金沢大学大学院博士後期課程(比較思想)満期退学。インド・プネー大学大学院国費留学。金沢大学非常勤講師、石川県西田幾多郎記念哲学館専門員・学芸課長を経て、現在、同館副館長。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科准教授。著書『鈴木大拙の言葉 世界人としての日本人』(朝文社)、『鈴木大拙/大拙の言葉』(金沢市国際文化課)、共著『鈴木大拙と日本文化』(朝文社)、編著書『西田幾多郎の世界』(石川県西田幾多郎記念哲学館)。

相原博

哲学

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