2018年から『ハンナ・アーレント批判版全集(Hannah Arendt. Kritische Gesamtausgabe)』の刊行が開始されました。ドイツ語版と英語版を併載し、彼女自身による推敲の過程をも再現した本全集は、今後のアーレント研究にとって第一級の資料となっていくはずです。というのも、彼女は多くの主要著作を英語で書いたのち、ドイツ語へと翻訳しているのですが、そこには少なくない異同が認められ、彼女の思考の生成と深化をこの目で確かめることが可能だからです。

橋爪大輝氏が昨年に刊行した『アーレントの哲学:複数的な人間的生』は、彼女の理論的な主著である『活動的生』(『人間の条件』のドイツ語版タイトル)と『精神の生』をドイツ語と英語の双方から精緻に読み解いた力作であり、注目に値します。そこで、アーレント研究の内外から、広く哲学・政治哲学・倫理学の研究に携わる三名の方々にコメンテーターとしてご登壇いただくことで、本書の思考の射程を見定めるとともに、「アーレントの哲学」の更なる可能性をも展望することを目指します。

公開合評会「橋爪大輝著『アーレントの哲学:複数的な人間的生』(みすず書房)」

日 時 : 2023年11月26日(日)13時〜17時

場 所 :立教大学池袋キャンパス5号館第1・第2会議室およびzoom(ハイブリッド開催)

https://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/

参加自由(無料)・要事前登録

申し込み方法:
対面参加・オンライン参加いずれの場合も、以下のフォームよりお申し込みください。
申し込み期限は11月20日(月)です。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdd9TBkWqPSh8Z34hOvAmfugSsohbhuMXbvHUgXKi11d21Dkw/viewform?usp=sf_link

【プログラム】
13:00-13:10 趣旨説明 三浦隆宏(椙山女学園大学准教授)

13:10-13:30自著紹介 橋爪大輝(山梨県立大学講師)

13:30-14:00 コメント1 押山詩緒里(法政大学特別招聘講師)

14:00-14:30 コメント2 玉手慎太郎(学習院大学教授)

(休憩 14:30-14:40) 

14:40-15:10 コメント3 古田徹也(東京大学准教授)

15:10-15:50 橋爪氏とコメンテーターとのディスカッション

(休憩 15:50-16:00)

16:00-17:00 フロアとのディスカッション
     会費無料

[主催:主 催:科研費基盤研究(C)「『批判版全集』の精査にもとづいたアーレントの思想形成過程の解明」(21K00100)(研究代表者:椙山女学園大学・三浦隆宏)]
[共 催:立教大学文学部文学科文芸・思想専修]

問い合わせ:渡名喜庸哲(立教大学): tonaki@rikkyo.ac.jp