『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』でドキュメンタリー作品初のヴェネチア国際映画祭金獅子賞(最高賞)を受賞、『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~』でもドキュメンタリー作品初のベルリン国際映画祭で最高賞である金熊賞を獲得したジャンフランコ・ロージ監督。

文芸・思想専修では、『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』の日本での公開を控え、来日するロージ監督を迎え、小野正嗣先生を司会として、特別試写会付きシンポジウム(通訳付き)を開催します。

【『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』予告編ができました!】ランペドゥーサ島ーアフリカ大陸に最も近い、イタリア最南端の小さな島。12歳の少年サムエレは友達と手作りのパチンコで遊び、島の人々は何気ない毎日を過ごしている。でも、この島にはもう一つの顔があるー

海は燃えている~イタリア最南端の小さな島~さんの投稿 2016年12月2日金曜日
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シンポジウムでは、同作を鑑賞後、モデレーターにUNHCR駐日事務所広報官・守屋由紀氏を迎え、難民を助ける会の理事長であり、紛争下の緊急人道支援を積極的に行ってきた長有紀枝先生や、難民支援を行う学生団体なども交え、難民・移民の方々と共に生きるこの世界について、本作の舞台ランペドゥーサ島が直面している現実、日本に暮らす難民の方の生活、日本とランペドゥーサ島に差はあるのか?などについて、議論を行います。

[日時]2017年1月20日(金)18:30~21:30

[会場]池袋キャンパス 14号館3階 D301教室

[講師]
ジャンフランコ・ロージ 氏(映画監督)
【略歴】
1964年生。エリトリア国アスマラ出身、現在はイタリアならびにアメリカ合衆国民。イタリアの大学を卒業後、1985年にニューヨークへ移住。ニューヨーク大学映画学科を卒業後、映画製作を始める。監督作品に『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』(2013年)、『海は燃えている~イタリア最南端の小さな島〜』(2016年)などドキュメンタリーを中心に多数。映画の他に、数々の公共広告も監督し、ニューヨーク大学映画学科、ルガノの南スイス応用科学芸術大学、ならびにジュネーブの造形美術大学では客員講師も務めた。

守屋 由紀 氏(UNHCR広報官)

長 有紀枝 (立教大学社会学部・21 世紀社会デザイン研究科教授)

[対象] 本学学生、教職員、校友、一般 ※入場無料

[申し込み]
本学学生は学生証持参のうえ、直接会場へお越しください。(先着100名)
一般の方はumi@bitters.co.jpへ、以下を明記の上ご応募ください。
氏名/年齢/職業/住所/緊急連絡先電話番号/メールアドレス*
応募締め切り:2017年1月16日(月)
※メールアドレスが携帯電話アドレスの場合「bitters.co.jp」を受信可能な状態にしてください。抽選後、当選された方にのみご案内メールをお送りいたします。

[主催] 立教大学文学部文学科文芸・思想専修

[協力] 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所

[問合せ] 学部事務1課 文学科文芸・思想・比較文明学専攻担当 
TEL:03-3985-2500